ノズル

　一口にノズルといっても大きさ、形状、材質など種類は様々です。吸着するノズル、接着剤などを塗布するノズルなど、あらゆる製造業でノズルが使用されています。
　当社はその中でも特に0.001～0.01ｍｍの精度が求められる非常に精密なノズルをお客様のご希望に合わせ、円筒形状のもの、角形状のもの、小指の先ほどの大きさのものから両手に収まりきらないほどのものまで、年間1,000種類以上も製作しています。
　当社の製作したノズルが使われ、皆様の身の回りの様々なものが作られています。

カッター

　どんなものを製造するにも「材料を切断する」という工程は必ず必要で、なくなることはありえません。
　当社のカッターはその中でも特に切れ味を要求されるものを製作しております。時にはお客様から刃先のチッピング（欠け）を0.005mm以下にするよう仰せつかることもあります。非常に加工難易度（付加価値）が高く、熟練の技術が必要になります。当社はこれまで、お客様の厳しいご要望にお応えすることで技術を磨き、今日の地位を築いています。

ピン

　「ピン」はそのシンプルな見た目から、付加価値が低い部品のように思われがちです。しかし製造業の世界をのぞいてみると、接着材を塗るピン、金型でできた樹脂成型品を型から外すピン、電気的検査に使用する検知ピン、ワークの位置決めに使うピン、小さい部品を押し込んで組み立てる際に使用するピン・・・・・、使用用途は数え上げればきりがありません。
　使用用途が異なれば当然、材質、形状、大きさ、精度など求められる内容はお客様によって様々です。当社のピンは多くのお客様からご好評をいただいております。

その他

　ノズル、カッター、ピンに限らず、パンチ・ダイ、シュート（レール）、ツメ・チャックなど特注部品は製造業には無限に存在します。これらも「特注部品」というジャンルの中ではごく一部分にすぎません。
　製造業があるかぎり、世の中の製品のすべての機能、デザインが同じにならない限り、それらを作るための「生産財」と呼ばれる部品、つまり当社の活躍する場は存在し続けます。
　日々高度化するお客様のご要望にお応えし続けるべく、技術を研鑽しております。